ぎちぎち読書術

QFWFQ2009-02-26

「読みたい本がたくさんあり過ぎて手がまわらない」とか「途中まで読んだところで投げ出しちゃう」という人に朗報、かもしれない『ぎちぎち読書術』をお薦めしたい。俺考案、だといいが先人がいたって気にしない。やり方を説明します。1、本を数冊置けるスペースを確保します。狭くて目につきやすい場所がいいです。2、その狭いスペースに「いま家にある、読もうと思って買ったけど未読、もしくは途中読みの本」を並べます。ぎちぎちに並べます。それはもうぎっちぎちにです。人間なら完全に圧死するぐらいぎちぎちに本を並べます。3、本がぎちぎちに並んでいるためなかなか取り出せませんが、頑張って一冊(その時点で最も読みたいもの)を取り出して下さい。取り出したらあと戻りはできません。4、取り出した本が面白かろうが糞つまらなかろうが最後まで読み切って下さい。どうしても読めない場合は、いっそ切り刻んで捨てましょう。5、空いたスペースに新しい本を補充し、次に読む本を選びます。(以下くりかえし) これが『ぎちぎち読
書術』の全容です。この情報社会において選択肢を絞るという、術です。テトリスの要領といっしょです。最後にひとつ重要な警告を。本は平積みすると、急速に鮮度が落ちます。