2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

塩基配列ぐじゃぐじゃ仮面

寝ようとして灯りを消し、布団に入ると唐突に「…待て」と声がかかった。驚いて起き上がり灯りをつけ「誰だ!」と叫ぶまで、わずか一秒。そこには見慣れぬ男がひとり立っていた。その男、身の丈なんと六尺五寸!だいたい二メートルぐらい。「何奴!」問う我。…

メモ

ホームセンターに行くと庭が欲しくなる。 スキップができない人は前世で凶悪犯罪を犯している。 引っ掛かる部分があると思考してしまう。引っ掛からなければスルー。結局どぶに落ちてしまう。 カナダ人に螺鈿細工を仕込みたいと思うのはやまやまだが、おしり…

飽きるまで使う話

まったく耳を疑いたくなるような真実なのだが、疑わずに聞いてほしい。私は、なにか気に入ったフレーズがあると気が済むまで、自分が飽きるまで乱発してしまうという悪癖がある。まったく耳を疑いたくなるだろうが、これは真実なのだ。本当に、まったく耳を…

揺する

テーブルをつかんで腕に力をいれてゆさぶると、テーブルは揺れる。ぐらぐら揺れる。テーブルにのっている食器や小物も揺れる。弱い力でゆさぶると軽い物しか揺れないが、強い力でゆさぶるれば重い物も揺れる。陶器の皿に金属のスプーンが触れた状態で揺らす…

嫌いな食べ物50連発!

1.あまりにも塩辛い食物2.あまりにも甘い食物3.あまりにも苦い食物4.ひどく嫌な臭いのする食物5.ひどく熱い食物6.あまりにも熟した食物7.あまりにも過剰な食物8.ひどく堅い食物9.あまりにもひどい食物10.あまりにも困惑を催す食物11.あまりにも不粋なる食物1…

地下続き

[投稿者:悶々門] 特殊妻はもういい、おい、ヒロシを呼べ! 15秒程してヒロシがやってきた。すでに全裸だ。スネ毛をはじめとする足や腹毛、胸毛や腕毛‥とにかく体毛がすごい。日中ほとんど外出することのない不健康な白い肌とのコントラストは、なんとも形容…

地下☆モニュ!

【前半あらすじ】 「あいつをここへ運べ!」→モニュメント登場→脇汗はあはあ→特殊妻死亡→曖昧に勃起→乳首をギュッ→さらなるチン悦→勃起乳首を軽く擦り「はおッ…!」→特殊妻の臀部および肛門→先走り汁→そんな私を横目にテーブル上のモニュメントは黙として鎮…

頭痛/もぐら

頭が痛え。頭が痛えああ頭が痛え。朝起きたらものすごい頭痛。そして体を起こした途端に鼻血が出た。思いっきり鼻をかんだら何か血に混じっている。でかい鼻クソかと思ったが違う、ティッシュが重い。よく見るともぐらだった。ちっちゃいもぐらだ。まだ頭痛…

地下室のモニュメント

この話はいくつかの衝突と関連があるが、私には関係がない。大声で特殊妻に「あいつをここへ運べ!」と命令すると、特殊妻はせかせかと、まるであくせくと形容せよとばかりに行動し、地下室へ降り、地下室のモニュメントを両手で抱え来た。スリッパが震え、…

スーパー桂馬続き

[執筆:悶々門] ヒロシは疑似〜が嫌いだ。 それは単なる想像であって、どんな楽しい疑似体験も、何も残らない、むなしいオナニープレイでしかないからだ。 ヒロシは生身のセックスを味わったことがない。ヒロシはとうとう三十路を迎えようとしている。 イマジ…

地下室のモニュメント

この話はいくつかの衝突と関連があるが、私には関係がない。大声で特殊妻に「あいつをここへ運べ!」と命令すると、特殊妻はせかせかと、まるであくせくと形容せよとばかりに行動し、地下室へ降り、地下室のモニュメントを両手で抱え来た。スリッパが震え、…

地下室のモニュメント

この話はいくつかの衝突と関連があるが、私には関係がない。大声で特殊妻に「あいつをここへ運べ!」と命令すると、特殊妻はせかせかと、まるであくせくと形容せよとばかりに行動し、地下室へ降り、地下室のモニュメントを両手で抱え来た。スリッパが震え、…

やるか?きんたま音頭

「なあ!踊(や)ってくれよ!」「でっ、出来ねぇよ!」「頼むよ!もう一度だけ見たいんだ!」「出来ねぇって言ってんだろ!それにもう……そんなことやる歳じゃねぇしよ…ズッ(手鼻)」「おまえが最後にあれ踊(や)ってからまだ半月しか経ってねぇじゃねえか!どう…

「おまえ今、おならしただろ?」 「はい。念願叶って320年ぶりにようやく出ました」 「…おめでとう」「ありがとう…」 ぶひゅっ(屁音)「すまない…」 「なあに、耳慣れた音よ」

●五月民間読書機構

◎オラフ・ステープルドン■シリウス/早川書房 ◎C・L・ムーア◆シャンブロウ/論創社 ◎A・E・ヴァン・ヴォークト◆終点:大宇宙!/東京創元社 ◎リチャード・マシスン◆不思議の森のアリス/論創社 ◎フィリップ・K・ディック■死の迷路/東京創元社■ライズ民間警察機構/…

レッカー5

が、真実はまるで逆だ。カーテンだか何だかも、鉄棒(キャッ)もレッカーも、もちろんエレクトリカル云々も。そこにはなかった。心臓さえもが、そもそもなかった。右に曲がろうが左に行こうが…たとえまっすぐに進んだとしても、だ。そこには何もない。本当に…