人はいずれパイナポー

先日、祖母の家に行った。祖母は90歳ぐらい。詳しい年齢は知らない。そこで一冊の書店カバーがかかった本があったので中を見たら『大往生』著:永六輔だった。俺は「…お、OH!」と思った。先を見据えている!それで本を元の場所に戻した。
中学か高校か忘れたが学生の頃、俺の本棚にあった『完全自殺マニュアル』著:鶴見済を親父が見つけて、「自殺するつもりじゃないよな?」と聞かれたことがある。俺は「ない」と答えた。先を見据えていたことは隠した。きっと親父も本を見つけた時は「…お、OH!」と思ったことだろう。
[原題:『OH!』]