医者と反射

男「咳が出る熱がある」医者「ちんぽガチガチ癌です。診なくても分かります。流感です」患者「流感!放っとくとどうなりますか?」医者「ちんぽが鏡になって光を反射します」患者「反射!治りますか?」医者「死にます。死後も反射は続きます。手術と投薬で完治します」患者「手術しましょう!」 手術 医者「手術しました。『全摘出法』でやりましたから内臓と脳および血液と骨全部を摘出した為あなたは一時的に死んでいます。しかし意識はあります。つまり生きています」患者「ありがとうございます!帰っていいですか?」医者「よろしい。処方箋を渡します。ひとつだけ注意してほしいのは…」しかしすでにそこには元患者の姿はなかった。元患者はタクシーに乗って帰っていた。そして車中で死んだ。術後で抵抗力が弱った体の為、タクシー毒にやられたのだ。そのころ医者「タクシーに、乗らなければいいが…」処方箋の粉末タクシーを弄びながらつぶやく。粉末タクシーはタクシー毒を中和する。放っておけばちんぽが鏡になって死ぬはずだった男の亡骸は
、皮肉だかなんだかタクシー車内のバックミラーが、静かに反射していた。