●11月読書(3)

■ロボットの魂(1974)
バリントン・J・ベイリー(訳)大森望/創元SF文庫 383
老ロボット師夫妻の手によって、一体のロボットが地上に生をうけた。盗賊団と戦い、地方王国の王位を狙い、波乱に満ちた放浪の旅をつづけるが、彼は世にあふれる数多のロボットと違って、ひとつの悩みを抱えていた。はたして、ロボットである自分に“意識”は存在しているのだろうか。これは単なるプログラムにすぎないのでは……?鬼才を代表する、前代未聞のロボットSF!