緊急〈ギルド会議〉2

【ノヴェル版『Other Side Of蟹と夢』より抜粋】 会議場は重苦しく陰鬱な空気がたちこめていた。〈アドヴェンチャー・ギルド長〉祐天寺「ま、まさかあの〈丘陵〉までもが墜ちるとは…か、考えられん!」〈スチーム・ギルド長〉水口「ふん!いつまで経っても甘い奴だ!悪い意味で湿っぽい野郎め!つまり岡島の読みが甘かった、というわけだ。ぬるい奴らめ!」祐天寺「なんだと貴様!お前はいつも身勝手な事ばかり言いおって!岡島氏が手抜かりするなどありえん!きっと奴ら何らかの兵器を持って…」水口「何を女々しい奴め!お前のそういった態度がいつも状況を悪くするんじゃねえか!進歩も加湿もない野郎だ!」祐天寺「なんだと貴様!お前こそ勝手な行動ばかりじゃないか!俺の〈マシン・ギルド〉もお前の…」水口「古い話を蒸し返す(スチームだけに。ぎゃは!)んじゃねえ!だったらお前が〈コーカッツ〉を脱退したから…」〈Pギルド長〉■■■(伏せ字)「黙らっしゃい!見苦しいぞ!」〈ギルド・キング〉「そうだ。■■■の言
う通り、今は岡島を悼む時であって争う時ではない」水口・祐天寺「ぐぐ…!(睨み合う両者)」〈キング〉「では次に出向く〈ギルド〉を決しようと思うが…」水口・祐天寺「(両者同時に)…で、では私めがッ!!」〈キング〉「ジャンケンで決めろ」果たして次なる〈ギルド〉の刺客は!?水口・祐天寺の秘められた過去に一体なにが!? 続 ◎告知:なおゲーム版『蟹と夢』は全43ステージ(1ギルド7ステージ×6ギルド+キング)なので、ここからが対〈ギルド〉後半戦になります。【『蟹と夢・公式ガイド』より】