うんこ騒動とその波紋3

バカ博士「んぐう!?こっここはどごだ!?まっくらでねか!」バカ助手「はぎい!?なんつーくらさだ!な、なんつーくらさ!」博士「これぞしんなるやみぞ!いってえなにごとぞ!?」謎の声〔どうやら目を覚ましたようですね〕助手「はお!だりだおめは!どごにいんだ!」謎の声〔私の名はウォンク。あなた達はいま、私の内的世界にいるのです〕博士「くふあ!ないてきせかい!うぉんくきさまはなにものぞ!」ウォンク〔私はあなた達の知る『うんこ』です。さきほどあなた達が食べたとお思いになった糞便が私です〕助手「ごむあ!なんつーことだ!なんつー、なんつーことだ!」博士「およそしんじつとはおもえぬはなしじゃ!つまりわりわりがくったとおもいきや、そのじつうんこにくわれたというのか!」ウォンク〔そうです。察しがいいですね。しかしあなた達の実体を食べたわけではありません。あなた達の意識を私が取り込んだのです。あなた達の体は研究室に転がったまま、意識のみ私の元へ呼び寄せたのです〕博士「きっはあ!ではきさまのしょう
たいはなにものぞ!このようなすぐれたかがくぎじゅつはどこぞのしわざじゃ!」助手「いえ!」ウォンク〔言います。私はずっと遠い惑星から来ました。科学技術とはまた違った方法でです。そしてうんこの姿となりコンタクトを試み、今こうして話しているわけです〕博士「ぬふあ!じつにみごとなしゅわん!まさにじんるいをりょうがするえいち!そなた、しかるべきもくてきあってのことだろう!それがし、そのもくてきをうかがいたくぞんず!」助手「いえ!」ウォンク「言います。それは侵略のためです」助手「ぐむ!なんたるふとどき!」博士「なんたるふとどき!そうはとんやがおろさぬぞよ!」ウォンク〔これから私達が人類全体の『問屋』になるのです〕博士「ぎ!いっぽんとられた!」助手「ぎゃは!」こうしてデイヴィットスン博士とマゴローター助手はうんこ内宇宙に囚われてしまった!その運命はいかに!? 〜つづく〜