●書読間時月六←

■=長編 ◆=短篇集 ▲=自伝・エッセイ ★=コミック
◎H・G・ウエルズ◆タイム・マシン/早川文庫
アントニー・バウチャー◆タイムマシンの殺人/論創社
ジェラルド・カーシュ◆壜の中の手記/晶文社
フリッツ・ライバー■闇よ、つどえ!/早川文庫
シオドア・スタージョン■きみの血を/早川文庫NV
カート・ヴォネガット■チャンピオンたちの朝食/早川文庫■タイムクエイク/早川文庫
スタニスワフ・レム▲高い城・文学エッセイ/国書刊行会
ロジャー・ゼラズニイ◆伝道の書に捧げる薔薇/早川文庫■わが名はコンラッド/早川文庫
ロバート・シルヴァーバーグ■時間線を遡って/創元文庫
R・A・ラファティ◆子供たちの午後/青心社
ジョージ・R・R・マーティン◆サンドキングズ/早川文庫
◎失われた探険家◆パトリック・マグラア/河出書房新社
グレッグ・イーガン◆ひとりっ子/早川文庫
スティーヴン・バクスター■タイム・シップ[上・下]/早川文庫
アラン・ムーアデイブ・ギボンズウォッチメン/小学館集英社プロダクション
広瀬正◆タイムマシンのつくり方/集英社文庫
川上弘美センセイの鞄/平凡社■古道具 中野商店/新潮社
北野勇作■どーなつ/早川文庫JA
「高い城」を変換したら「他界しろ」と出て、呪われたかと思った。
タイムマシンを扱った話には循環・変更・平行世界ネタが多い。アルフレッド・ベスターの短篇『モハメッドを殺した男たち』での「時間はあくまで主観的。人間は壺に入った無数のスパゲッティで、過去に遡って祖先を虐殺しまくっても他人に影響はないが自分はスパゲッティ・ソースになってしまい永久自殺」というのが好きだ。