●11月日刊読書

■路上(1957)
ジャック・ケルアック(訳)福田実/河出文庫 443
スピード、セックス、モダン・ジャズ、そしてマリファナ……既成の価値をふきとばし、新しい感覚をたたきつけた1950年代のアメリカの反逆者たち<ビート・ジェネレーション>。ビートやヒッピーのバイブルと言われた本書によって時代のヒーローとなったケルアックは、ギンズバーグバロウズらとともに「ロスト・ジェネレーション」とならび称される文学世代を形成した。